?E

HOME Tvs   ?E name=tA[gsbNX?E name=vCoV[|V[TCg}bv

« 2007年07月 | メイン | 2008年11月 »

2007年11月05日

平成19年秋季品評会審査結果

長く間があいてしまいましたが、過日執り行いました「平成19年度秋季品評会」の審査長「さいたま農林振興センター副所長兼普及部長 福田和明 様」より審査報告を頂きましたのでここに掲載いたします。


鴻巣花き株式会社主催による、平成19年度秋季品評会の審査の概要を報告いたします。授賞された方ならびに出品の一覧はこちらをクリックしてください。

 審査にあたりましては、大島衆議院議員秘書大島様、中根衆議院議員秘書碓井様、鴻巣市、行田市、鴻巣市農業協同組合、ほくさい農業協同組合、鴻巣フラワーセンター、鴻巣花き株式会社、鴻巣花き親睦会並びに買参人会の方々と、さいたま農林振興センター、加須農林振興センター、埼玉県農林総合研究センターの職員によりまして、商品性と栽培技術に主眼をおいて比較審査いたしました。

 さて、今年の天候を振り返ってみますと、6月は梅雨入りが14日とやや遅れた影響もあって雨が少なくなりましたが、7月は台風4号の接近や、関東上空に寒気が流れ込んだ影響を受けて大雨となり、日照が少なく、気温は低い状態で推移しました。
8月は1日に梅雨明けした後に猛暑が続き、特に熊谷市では16日に過去の最高気温を更新する40.9℃を記録するなど、花き栽培には過酷な条件となりました。
9月上旬には台風9号が関東地方に上陸し、記録的な大雨になったほか、栃木県戦場ヶ原の山上げほ場では栽培施設等が強風と冠水によって被害を受けるなど、多大な影響を受けました。9月中旬以降は、高温ながらも周期的に天候が変動するようになりました。

 このような厳しい条件の中にもかかわらず、優秀な品物が多数出品され、審査には大変苦慮いたしました。

 総出品点数は368点で、内訳は一般鉢花部門94点、観葉植物・洋蘭部門112点、花木・植木・苗物部門107点、企画・アレンジ品部門が55点でした。

 次に各部門の審査概要を申し上げます。

一般鉢花部門
 キク類(ベルギーマム等)、シュウメイギク、アスター等をはじめとして、季節を感じさせる秋らしい品物が多く出品されました。
 その中でもアッサムニオイザクラ‘シャルロッテ’は、株の揃いが良好でしまりがよく、全体のバランスが優れていた点を評価し、知事賞に選出しました。

洋蘭植物・観葉部門
 知事賞となったファレノプシス‘明星’は、花弁の色合いがよく、品質と商品性を兼ねそろえたバランスが優れている点を評価して選出しました。
 また鴻巣市長賞には、消費者にアピールしうる商品性を持ち合わせている点を評価してファレノプシス‘ハッピーエンジェル’を選出しました。
 その他の品目では、デンファレニウム、ゴールドクレスト、パキラ等の出来が良好と感じました。

花木・植木・苗物部門
 秋商材を意識した結果か、ガーデンシクラメンなどの出品が多くなりました。
 知事賞のガーデンシクラメンは、他と比較して葉が小さくコンパクトにまとまっていること、芽点数が多いこと、株の堅さが適正で草丈がよく揃っていることなどを理由に選出しました。
 また鴻巣市長賞のプリムラメラコイデスは、適正な大きさに株をコントロールする技術を評価するとともに、秋~冬期にかけての商品性を勘案して選出しました。
 その他ではケイトウ、オキザリスなどの出来が良好でした。

 全体的な印象としては、過酷な気象条件にもかかわらず、高品質な生産物が揃っていたと感じましたが、例年にない大雨、猛暑、台風等の影響を受け、品質がやや低い品物もありました。この点については、今年の栽培管理内容等を省みて、これからの異常気象対策活かしていただきたいと思います。

 出品物全体の傾向を見ると、極端な大物や、ひとり暮らし向けの小物など、消費者ニーズを意識して荷姿が二極化しているように感じました。今後も、高価なものから低価格のものまで、要求がより幅広くなっていくと考えられますので、生産者、市場の双方が多品目栽培への対応について考慮していく必要があると思います。

 なお、品評会の一部門として定着してきた企画・アレンジについては、出品点数も安定してきたほか、出品者も増加し、花き流通の活性化に大いに役立っていると思います。今後とも内容を充実させていけば、消費者に対して効果的なアピールとなりますので、さらなる発展をご期待申し上げます。

 以上の結果、4部門の合計で特賞3点、金賞22点を選抜いたしましたので、褒賞授与されますようお願い申しあげます。
 最後に、今回出品されました皆様に敬意を表するとともに、関係する皆様方の益々の発展をご祈念申し上げまして、審査の報告といたします。

平成19年9月25日
審査長 さいたま農林振興センター
副所長兼普及部長
福田 和明
copyright(c) 2006 kounosukaki co.Ltd., All Right Reserved